現代ののぼりの特徴

現代ののぼりは、主に広告に利用されています。

昔ののぼりの形状である、乳付旗に準じた形状ののぼりであり、何点かの乳を使って逆L字状態の竿に結わえて固定するものが多く使われています。

布の寸法の比率には基準はありませんが、空間を効率的に利用しつつ布面に文言を記載する為に、縦長の形状が主流ですが、さらに様々な形状の物が開発されています。

かつては、旗竿に竹を使用していたこともありましたが、昨今では金属タイプに塗料を塗布して表面処理を施した既成品や、合成樹脂素材で成形した既成品を利用したりしています。

布も、耐候性を重視して合成繊維が用いられるようになってきています。

薄い繊維を用いて、片面印刷になっている物が多いのが最近ののぼりの特徴です。

また、昔は軍用品として戦場で兵卒が常に携行することをふまえていましたが、現代では台座に固定して、無人での管理を前提としているのが特徴的です。

のぼりが使われている主な事例としては、大相撲の興行会場や、歌舞伎小屋・芝居小屋や、スーパーマーケット・商店街・飲食店などですが、一方で道路や歩道などに設置される広告用ののぼりには、通行の妨害になる・景観を損ねると言った批判も多く、また、台風などの強風時には台座ごと転倒したり飛ばされたりと言った危険もあり、まだまだ安全面での改良が求められています。